2010年12月31日金曜日

今年(2010年)の写真です(その3)

高齢者クラブ「長寿会」との関係も深まりました。
7月には長寿会の研修で、富士見町“百合の里”に行ってきました。




町会連合会主催の敬老会も、地区設立後、初めて行われました。
地区在住の歌手・御子柴浩司さんのコンサートもありました!



最後に...

以前紹介した「認知症を考える学習会」で、
第2回にお話しにきていただいた江森けさ子さんが運営する
グループホームを訪問しました。

介護とは、その人が「生きる」ということをみること...
というお話が印象的でした。

公民館にも通じるものがありますね。
公民館構想を打ち立てた寺中作雄さんは、
公民館を「有機的活動体である」と、氏の著に書かれています。
生活・暮らし、地域に根ざす活動は、人が生きていくことの課題や問題に端を発します。
その意味では公民館活動はいわゆる「生き物」だと思います。
単純に、学級講座をどのくらいやって、どれだけ人が来た、とか
そんな簡単なことではありません。
活動に参加した人(あるいは、一緒につくりあげる人)が
人として、人とかかわるなかでどう変わっていくか、成長していくか、
どのような生き方をしていくか、なんじゃないかと感じます。

今年最後に、またまた理屈っぽくなってしましましたネ。
申し訳ありません!!

では皆さん、良いお年を。

2010年12月30日木曜日

今年(2010年)の写真です(その2)

以前、さいえんすママカフェをご紹介しました。
ママカフェは、これまで3年間続けている「環境問題学習会」の一環です。

「環境問題学習会」は、
地球規模の環境問題について、より身近な視点…たとえば実生活などと結び、
生活という視点から捉えなおすことを目的に3年前から継続的に開催しています。
地区在住の、地球温暖化防止活動推進員の方をメイン講師に、
グローバルな視点からの環境に関するお話、
身近な生活での環境・エコ活動のアイデアや実践を意見交換するワークショップで
構成しています。




この学習会から、身近なエコや環境を自由に学びあう
「省エネ・エコを楽しむ会」が昨年、立ち上がりました。

今年は、以前紹介した「エコクッキング」をはじめ、
「味噌づくり」「市街地の水(井戸)めぐり」「マイ箸づくり」
「給食センター・浄化センターの視察」を実施しました。

味噌づくり...男性も参加しました!

マイ箸づくり...参加は全員女性でしたが、道具の扱いも上手にできました!

水めぐり...新まつもと物語の方に案内してもらいました。 源智の井戸です。

施設見学...普段知らない施設の裏側を案内してもらいました! 写真は浄化センター地下です。

2010年12月29日水曜日

今年(2010年)の写真です。

5月に行った福祉ひろばとの共催、「こころと体の健康づくり研修」です。
3月に合併した波田地区へ行きました。
マレットゴルフを楽しみました。












「ゆかたの着方」です。
地区の方に教えていただきました。
新興住宅の松原は伝統行事がないので、
松本の伝統行事「ぼんぼん青山様」を育成会・PTA支部で行っています。
近年、子どもたちが“ぼんぼん”に着る「ゆかた」の着方が
わからないという親御さんもいて、
「ぼんぼんを伝える会」として、ゆかたの着方と
ぼんぼんに飾るお花紙づくりを行っています。


お花紙づくりです。いろとりどりのお花紙ができました。
みんな楽しそう!






健康づくり推進員会で今年初めて実施した松原ウォーク。
地区公民館・福祉ひろばも協力しました。
松原地区内を歩いてまわります。

休憩地点では、推進員の方とじゃんけんし、勝ったらお菓子がもらえます!


松原地区最大の行事、松原いいづら祭。
7月31日に行われました。
今年は準備の段階から、地区の中学生にも手伝ってもらいました。
例年のように約3,000人くらいの人出がありました。
夏の宵を楽しくすごしました。












体育事業です。
今年ははじめて町会対抗ニュースポーツ大会が開催されました。
これがきっかけとなって、ソフトバレーボールがリーグ戦を開催することになりました。
マレットゴルフの同好会も人数が増え、「大会をしたい!」との声があがっています。







2010年12月28日火曜日

今年もお世話になりました! その2

公民館活動の一つに「学級講座」があります。
もちろん学級講座は地区公民館活動の一部にすぎませんが、
目に見える活動として、住民の皆さんにとっても、分かりやすい、
また参加しようというきっかけとなる活動です。

松原地区公民館では、できるだけ地区の方々に登場していただき、
得意とすることを地域に広げ、
またそこから、 新たな“顔の見える関係づくり”“コミュニケーションづくり”に
つながっていければと考えました。

そこで、地区の方々を講師にお願いする学級講座を精力的に行ってきました。


「紅茶でくつろぎのひとときを」は、
地区在住で、紅茶に詳しく、市内外で講師をやっておられる方にお願いし
実施しました。

紅茶と、スコーンをつくりました。










同じ方に講師をお願いし、秋に実施したのが「お茶の国の食卓」です。
その国のお茶にあった料理をつくりました。
すごく美味しかったですヨ!




ロシアのお茶と料理です。








イギリスのお茶と料理です。










そのほかにも、
以前このブログで紹介した「そば打ち」「写真」「エコクッキング」
ほかには「手づくり味噌」「フットケア」「環境学習会」などです。

お忙しいなか、お力をいただいた講師の皆さん、
そして参加いただいた皆さん、
本当にありがとうございました。

来年も、地区の方に講師をお願いする講座を計画しています。

2010年12月24日金曜日

今年もお世話になりました!

12月28日は仕事納め。
公民館・福祉ひろばも29日から休館です。
今年1年、大変お世話になり、本当にありがとうございました。<(_ _)>

松原地区公民館・福祉ひろばは、今年の4月に開館しました。
あっという間の9ヶ月でした。


3月22日、竣工式です。多くの方々にお越しいただきました。


テープカットです。天気も良く、新しい施設の開館第一歩でした。


開館当初(4月)は、どのように活動を進めていくか試行錯誤の時期でした。
せっかく開館したのに、利用も少ない状況でしたが、
4月29日に開館記念事業を実施し、子どもから高齢の方まで
多くの方に来ていただくことができました。


紙飛行機づくりと工作教室です! 
かつての、中央公民館のつながりで、街中を語る会の人たちにお願いしました。














おはなしの会は、寿台公民館でのつながりです。
トトロのへやのみなさんです!










「地域の人を講師に!」と、
地元在住の医師の方にアンチエイジングの講演をいただきました。










職員もがんばりました! 水ぼんぼんつりをやりました。
子どもも大勢楽しみました。









開館記念イベントがきっかけとなって、
公民館・福祉ひろばも地区内に浸透していくことになったと思います。

2010年12月17日金曜日

松原福祉ひろばにサンタさんが来たぁ

もうすぐクリスマスですね!
皆さんはどのように過ごされる予定ですか?
12月13日に松原福祉ひろばにおいて、
カンガルーの会が行われました。
17組の0歳から未就園児の親子の皆さんが参加してくれました。
まず最初に音楽療法士の方・社協の職員さんと一緒に
円になって親子リズム遊び行いました。
鈴やトーンチャイムを使って、歌を歌ったり、楽器を鳴らしたり、
親子で触れ合ったりしてお子ちゃまたちも嬉しそう(^^)
トーンチャイムという楽器は初めてでしたが、
とても優しい素敵な音色でした。

そしていよいよ!!サンタさん登場\(^o^)/
みんな目を輝かせて嬉しそう。
ひとりも泣かないなんて、さすがサンタさん!人気者だね~。
サンタさんからプレゼントを手渡してもらって皆ニコニコ帰って行きました。
みぞれまじりの天候の悪い中、参加してくださった皆さんありがとうございましたm(_ _)m
皆さんの笑顔が見れて、私たちも幸せな気持ちにさせていただきました。

来月のカンガルーの会は1月24日(月)10時から 
お母さんと赤ちゃんの冬のアロマケアと体ほぐし です。
お申し込みは1月17日までです。
定員15組になり次第締め切らせていただきますのでお早めにね(*^。^*)
寒い時期ですが、ぜひ遊びに来てくださいね。お待ちしています<(_ _)>



2010年12月14日火曜日

公民館主事の埼玉県視察研修

12月上旬に、松本市公民館主事会で埼玉県へ視察研修に行ってきました。

1日目はさいたま市で活動する「生活文化・地域協同研究会(協同研)」の
研修会にお邪魔し、その後意見交換を行いました。

協同研は、公的な社会教育機関に頼らず、
住民自らが生活や暮らしの課題に気づき、
疑問に思ったり、悩んだりしていることを
「共同学習」という手法で学び合っています。
住民の自主的・主体的活動に
公民館がこういう活動とどう一緒にやっていくのか、
ということなのですが、
その奥深くには、地域で暮らす人々の生活から起こる疑問・問題等を、
公民館がアンテナを高くし、気づき、
それら(課題・人など)をつなぐことが重要なのだと感じました。



2日目は所沢市の公民館にお伺いし、
保健師と公民館が協力して行っている
「地域リハビリ交流会」のお話しを聞きながら、
地域福祉と公民館(社会教育)のあり方、
地域づくり職員としての役割などを
グループ討議を通じ学んできました。

所沢の「地域リハビリ交流会」は、
脳卒中などで中途障害になった人が
閉じこもり・寝たきり状態にならないように、
地域社会とつながる場として開催されています。
保健師の専門性(困っている人を連れ出す)と、
公民館主事の専門性(来た人を、人や社会とつなぐ)が
相連携して取り組まれています。

松本市は、保健師と公民館主事だけでなく、
そこに福祉ひろばが入るので、
より重層的に健康・福祉と社会教育が結びつく可能性があります。
松原の場合、過日の認知症を考える学習会が、
そのような取り組みに近いと言えると思います。
公民館・ひろばだけでなく、保健師・包括・福祉関係機関と、
連合会・民生さん・健康づくりさんなどが
地域の状況などについて話し合いを積み重ね、
実施できた講座です。⇒こういった取り組みは今後も継続します。


またまた長い、堅い文になってしまいました。スミマセン!!


写真は、宿泊先のホテルから撮影した「さいたま新都心」です。

2010年12月2日木曜日

ふれあい健康教室クリスマス会

福祉ひろば主催事業の「ふれあい健康教室」でクリスマス会が開かれました。
当日は地区の皆さん30名ほど、地区隣接の養護学校の皆さんが来られて、
和やかな雰囲気の中で行われました。

メインはマジック!
披露されるごとに、皆さんの「おぉーっ!」という大歓声!
大変盛り上がりました。

牛乳をコップに入れたら……










なんと!色とりどりのつながったハンカチになりました。
牛乳はどこへいったの???










「おぉーっ!」でしょ?
楽しかったです。

「ふれあい健康教室」は、福祉ひろばの理念と機能を生かす
導入部としての事業です。
毎月1回、体を動かす簡単な体操、歌、ゲームなどを行って、
介護予防や地域の健康づくり、住民のふれあいを図ります。


「福祉ひろば」は、松本独自のものです。
松本は地域づくり拠点としての公民館活動が各地区に根づいていて、
福祉ひろばは、公民館活動をベースに地域福祉づくり拠点として
設置されました。
設置当初は、「福祉文化創造」や
「暮らしの質を高める地域づくりとしての福祉」を目指し
活動が開始されました
その福祉ひろばが松本市にできて、すでに15年経ちました。
(松原は6年目です!)
地区では、公民館と福祉ひろばが横断的に連携しながら、
地区関係団体や住民と協働で、地域づくり活動を推進しています。
それぞれの特性を生かしながら連携できる松本のシステムは、
一体であって、一本にはならない、全国でも特徴的なシステムです。