2011年6月29日水曜日

トレッキングの会 栂池へ

ここ数日間は本格的な夏の陽気。
松原もとっても蒸し暑い日が続いています。
今夏はエネルギー・電力不足も予想され、
これまで以上に節電をしなければいけないのですが、
この暑さでは、どのように工夫していけばよいか頭を悩ませています。

この暑さのなかで、すこし涼しげな写真を…。

6月中旬、松原地区里山トレッキングの会の方々と一緒に
長野県小谷村の栂池自然園に行ってきました。
栂池自然園は標高約1900m、
スキー場で有名な栂池高原スキー場の上にあります。
ゴンドラとロープウェイで上ること約30分、自然園に着きました。

6月中旬というのに、自然園の至る所に雪が残っています。






雪解けの間から、ミズバショウがひょっこりと顔を出しています。
綺麗ですね。



群生しているところもありました。




上の方へ登ると遊歩道は雪でみえません。
「“里山”トレッキングの会」が「“雪山”トレッキングの会」になってしました!


6月の雪…
なかなか経験できませんね。

少しは涼しくなったでしょうか?

2011年6月20日月曜日

名古屋大学で松原の地域づくりの視察がありました!

みなさん、こんにちは。

先日、名古屋大学教育学部の学部生、大学院生、担当教授の方、
総勢20名で、社会教育調査実習ということで
松原地区の地域づくりについて、研修に見えられました。
名古屋大学では数年前から、松本市の地区を対象に
社会教育調査実習が行われています。

松原地区は松本市の地域づくり推進モデル地区ということで
平成20年度から取り組みを進めてきています。
内容は、権限・予算の一元化モデルということですが、
そのことにとどまらず、新たな活動が立ちあがってきています。
今回の調査実習では、このモデル事業をはじめとし地区の特色等全般的に、
地区住民の方々と懇談・交流が行われました。

午前中は、職員から松原地区の概要等や、
地区公民館・福祉ひろば事業についての説明と質疑、
お昼は、公民館のそば打ちを楽しむ会の方々が指導をして
そば打ち体験と昼食(美味しかったですよ!)
午後はグループに分かれ、
住民の方々へのインタビューと意見交換が行われました。



















参加した学生さんからは、
「大学の授業ではイメージするだけだったけど、
実際に住民の方々と接し、生の声を聞けて本当によかった!」
「松原の人たちは地域を大切に思っていると感じた」
「松原は今発展している地区。何年後かにもぜひ来てみたい」
などの意見をいただき、実習を受け入れて本当に良かったと思いました。
もちろん地区住民の方々も、“若いパワー”をもらい、
みんな生き生きと元気になっていました!

2011年6月17日金曜日

みすず細工

こんにちは!

いま公民館では、みすず細工を展示しています。
松原地区在住の方から、家で使っているものを持ってきていただきました。

みすず細工は松本の伝統工芸品で、すず竹を原材料として編んだものです。
江戸時代からあったそうで、ざる、かご、行李、手提げ鞄、文箱などがあります。
明治時代には海外へも輸出されていたとのことです。
みすず細工は一般農家の副業として農閑期に製造されていたそうです。

今回ご提供いただいた方は、その方が結婚するときに
おばあさんが作ってくれたものだそうで、
かなり年季の入ったものでありながら、とてもしっかりしています。
もう何十年も使っているそうです。










公民館としてはこういった、地域で眠っている宝を
もっともっと掘り起こしていきたいと思います。


近年、松本での最後の編み手がお亡くなりになったということで
松本市民有志でその復活に向けた取り組みが始まっています。