2011年6月17日金曜日

みすず細工

こんにちは!

いま公民館では、みすず細工を展示しています。
松原地区在住の方から、家で使っているものを持ってきていただきました。

みすず細工は松本の伝統工芸品で、すず竹を原材料として編んだものです。
江戸時代からあったそうで、ざる、かご、行李、手提げ鞄、文箱などがあります。
明治時代には海外へも輸出されていたとのことです。
みすず細工は一般農家の副業として農閑期に製造されていたそうです。

今回ご提供いただいた方は、その方が結婚するときに
おばあさんが作ってくれたものだそうで、
かなり年季の入ったものでありながら、とてもしっかりしています。
もう何十年も使っているそうです。










公民館としてはこういった、地域で眠っている宝を
もっともっと掘り起こしていきたいと思います。


近年、松本での最後の編み手がお亡くなりになったということで
松本市民有志でその復活に向けた取り組みが始まっています。